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モンステラはどのくらいの暑さに耐えられるのか

今回はモンステラと暑さについて解説します。

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目次

暑さには強いけど暑すぎはよくない

基本的にモンステラは熱帯のジャングルに生育する植物なので、暑くてジメジメした場所が適しています。

こう書くとじゃあ日本の夏は最高じゃんと思うかもしれませんが、そうはいっても上限の温度はあります。

  • 最適温度帯:20℃〜28℃
  • 生育可能温度帯:15℃〜30℃
  • 成長緩慢温度帯:30℃〜35℃
  • 生理障害発生温度帯:35℃以上
  • 半休眠:10℃〜15℃
  • 枯れる可能性がある温度帯:10℃以下

15℃以下での管理は以下もご覧ください。

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ここからは高温に絞って解説します。

暑すぎると起きること

葉焼け

35℃を超えてくると以下の2系統で発生する場合があります。

  • 強すぎる光
  • 高温+(低湿度・高湿度)

まず強すぎる光ですが、それについては以下の記事で解説しています。

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葉焼けのメカニズムは以下となります。

  1. 光合成を行う葉のキャパシティを超えた光の照射
  2. 余剰の光が葉っぱ内部で活性酸素に変わる
  3. 活性酸素が葉の細胞を攻撃して細胞が死ぬ
  4. 死んだ細胞の部分が葉焼けとなって焦げたような見た目になる

次に系統2ですが、これは高温と(低湿度・高湿度)による熱ダメージによる葉焼けです。

  1. 低湿度によって気孔が閉じる
  2. 気孔が閉じることで蒸散が止まる・高湿度によって蒸散が弱まる(ジメジメ状態では水は蒸発しない)
  3. 蒸散が止まることで葉の温度を下げられなくなる・高湿度で蒸散が弱まることで葉の温度が下がらない
  4. 高温なので葉の温度が上がりすぎて熱ダメージで葉焼けになる

とはいえ、気孔が閉じるのが一番まずい(蒸散が完全に止まるので葉の温度がどんどん上昇する)ので、湿度は適切な値(斑なし:50% 〜 60%(一般的な室内の湿度で十分)、斑入り:55% 〜 65%(乾燥による斑の痛みを防ぐライン))を守るようにしましょう。

成長の停止・衰弱(夏バテ状態)

30℃を超えてくると成長が緩慢になっていきます。

葉がダラんと垂れ下がったり、新芽の展開が止まったりします。

また、株自体がエネルギー不足に陥り、全体的に軟弱(徒長気味)になることがあります。

この原因は以下となります。

光合成より「呼吸量」が上回るため

温度が上がると光合成の効率も上がりますが、30℃〜35℃付近で光合成のピークは頭打ちになります。

一方で、呼吸量は温度が上がるにつれて指数関数的に増え続けます。

結果として、「作ったエネルギー」よりも「消費するエネルギー」の方が多くなってしまい、株の貯蔵エネルギーが枯渇して衰弱(夏バテ)してしまうのです。

根腐れ

高温で低湿度の場合、モンステラは体から水分が奪われすぎていると感じて気孔を閉じます。

すると蒸散が止まります。

蒸散が止まると根から水を吸い上げなくなります。

すると根回りの水分がいつまでたっても乾かなくなります。

結果として土がいつまでもジメジメして根腐れします。

後述しますが、いかに蒸散を維持するかが重要です。

根が終わる

夏の昼過ぎくらいに直射日光が当たる植木鉢に水やりすると鉢の中の土が蒸し焼き状態になって根が終わるので朝方から午前中、夕方くらいに水やりするといいでしょう。もちろん日中鉢の中が高温にならないならいつでもいいです。

植木鉢には直射日光を当てないような場所で管理することを推奨します。

暑すぎ問題への対策

ここからはどうすれば上で述べたような暑すぎによる問題を解決できるのかという話になります。

エアコン+加湿器

結局道具に頼ることになるのですが、室内に配置した植物を簡単に暑さから守るにはエアコンが最も効率が良いです。

とはいえ過去記事でもやりましたが、エアコンの風は非常に乾燥しています。

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そこで冬同様加湿器を利用して適切な湿度を維持します。

注意点は以下となります。

  • スチーム式(加熱式)は使わない
  • 超音波式・気化式を使う

スチーム式は加熱して蒸気を作るので、エアコンの冷却を相殺してしまいます。

超音波式や気化式は高温の蒸気を作らないので、エアコンの冷却を邪魔しません。

特に上のシャープの気化式は湿度を自動的に55~65%に制御して(モンステラに丁度いい湿度です)、DCモーター採用なので低消費電力で駆動します。静音モードなら2.5WなのでUSBファンと遜色ないレベルです。強モードでも9.0Wです。

Yokizuの加湿器が消費電力20Wなので、シャープのほうがかなり省エネと言えます。

またサーキュレーターを使って葉っぱ周りのジメジメと停滞した空気を引き剥がすのも重要です。

葉っぱ1枚〜2枚がゆらゆら揺れる程度の風が適しています。風が強すぎると蒸散が活発になりすぎて「水分を奪われすぎて枯れる!」と植物が判断して気孔が閉じてしまいます。蒸散させたいのに蒸散しなくなるわけです。

エアコンの風を直で当てるのはご法度なので、加湿器で加湿された空気を部屋中で混ぜる役割と葉っぱ周りの空気の入れ替えの役割はサーキュレーターにおまかせしましょう。

直射日光を当てているなら場所を変える

過去記事で直射日光はモンステラにはダメだよと再三言ってきました。

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屋外に出すなら夏の明るい日陰はさらにもう少し暗い場所、夏以外なら明るい日陰ならなんとかいける感じになります。

室内なら斑が無いなら南向き・東向きの窓際(レースのカーテン越し、または遮光なし)くらいの場所です。斑入りなら南向き・東向きの窓辺から「1mほど室内に入った」場所です。詳しくは「モンステラに直射日光はOK?しおれる・葉焼けは大丈夫?」をご覧ください。適切な照度(ルクス)も書いてあります。

ただ目安の場所も家の構造などで変動するので、照度計を一本持っておくと安心です。ルクスで結果が見れるので便利です。

まとめ

今回はモンステラと暑さについて解説しました。

暑すぎるなら冷やすか、暑くない場所に移動させましょう。

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