今回はモンステラの切り口が黒くなるという話題の解説です。
それ、腐っているので早めに切ったほうがいいです
過去記事でモンステラの茎伏せで茎が黒くなって腐るという話をしました。それが以下です。

まず茎が腐る・黒くなるのは茎の切り口から雑菌が入ってそれにやられてしまうからです。
切り口を消毒せずにそのまま水苔などのジメジメした環境に置きっぱなし
切り口はデリケートな組織なので、雑菌が侵入してきます。
雑菌にやられるとそこが黒く変色してブヨブヨに腐ってしまうわけです。
こうなるともう復活はしないので、黒く変色した部分をカットして様子を見ることになります。
※注意:ブヨブヨではない黒い状態は様子見でいいです。
黒いなら切ってしまっていいのですが、それはブヨブヨのときだけです。
切り口が黒〜茶色に乾いていて、触ると硬い。嫌な臭いもしないというときは、植物特有 Phenol(フェノール)成分が空気に触れて酸化した、あるいは組織が乾燥して「かさぶた」のようになった状態なので雑菌にやられた状態ではないので様子見でいいです。
そもそも黒くさせないのが大前提
黒くなってからのリカバリーはまだ健康な組織が多ければカットして様子を見るでいいのですが、そもそも黒くさせないのが一番いいわけです。
切り口が黒くなるということは、茎なり、葉っぱなりを切ったわけで、そこには癒合剤を塗るのが安心です。
おすすめはトップジンMペーストです。切って切り口を乾かしてから塗ってください。
新しい芽は節から伸びていきます。
切り口から伸びることはないので、塞いでしまって問題ありません。
水を吸うのは気根が地中根になったときとか、地下部が残っていれば残存する根から可能なので切り口から水を吸わせて乾燥を防ぐとかやる必要はないです。
ただし、湿度がある程度ないと、カットした節が干からびる可能性があるので湿度の管理をしっかりやりましょう。
葉っぱの切り方と茎伏せのやり方は以下の記事をご覧ください。湿度管理なども解説しています。


黒くなった部分をどうカットするか
黒い部分は腐っているのでカットするしかありません。
ただカットした目的が株の再生とか茎伏せ用の場合、「節」を切ってしまうと成長点も切ってしまってそのまま終わってしまいます。
成長点を確認して成長点が残るようにカットできるならそのようにします。
ただ、分岐した茎があったりして、そっちだけでも残したいなら節ごと切ってしまって癒合剤を塗って株が生き残るように切るというのもありえます。
切り方は健全な組織が出るまで削ぎ落とすようにしてください。黒いブヨブヨが残っている場合はそこから再発するのできれいに落としましょう。
切るときのハサミはアルコールや火で消毒してから使いましょう。ハサミに雑菌がいると本末転倒です。
切った後の切り口にはトップジンMペーストを塗って殺菌保護します。
水挿しで発芽発根を行っているなら水挿しの水は毎日取り替えて雑菌が繁殖しないようにします。
土に植えて茎伏せの場合は切り口をトップジンMペーストなどで塞いで切り口から再び雑菌が繁殖しないように保護します。
まとめ
今回はモンステラの切り口が黒くなるという話題の解説でした。
基本的に黒いなら切ったほうがいいですが、ブヨブヨしていない場合もあるのでよく観察してください。
黒い状態がどんどん広がっているようなら念の為切っておいたほうがいいでしょう。

