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モンステラの気根が伸びない?原因と対策

今回はモンステラの気根が伸びないという話題の解説です。

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目次

気根が伸びない原因と対策

気根の役割

モンステラの気根の役割としては過去記事でやりました。

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おさらいとして以下の3つの役割が気根にあります。

  • 付着根:支柱などに絡まって植物を支える役割
  • 支柱根:地面に到達して下から植物体を支える役割
  • 吸収根:水分や養分を吸収する役割。空気中の高い湿度から水分を吸収

一般に気根が地中に到達して根毛を出すと吸い上げる水や養分の量が増えて成長スピードが上がります。要するに気根を土に誘導すると地中根に変わっていき養分と水分を吸い上げるようになるということです。

空間の湿度が低すぎて水分を吸うのを諦めている

モンステラの気根は空気中から水分を吸い取る役割があるのですが、空気中の水分が少ないと「自分がいることに意味ないじゃん」と判断して成長しなくなります。

また気根先端は水分を吸い取る機能があるので、みずみずしくデリケートな組織になっています。

これが低湿度の環境にさらされるとみずみずしい組織なので水分が乾燥した空気に奪われていきます。

結果として干からび状態になり、「あ、これ以上は枯れる」と判断して硬い層で覆ってしまって、伸びるのが妨げられて成長が止まってしまいます。

対策としては空間湿度を上げるのが有効です。

  • 斑なしなら50% 〜 60%(一般的な室内の湿度で十分)、斑入りなら:55% 〜 65%(乾燥による斑の痛みを防ぐライン)
  • 「茎の節目(気根が出るポイント)」を狙ってピンポイントで毎日霧吹き

上の目安の湿度は葉っぱ3枚以上のときの目安であって、茎伏せとか葉っぱ2枚までくらいのときはもう少し湿度が必要です。その基準については以下の記事をご覧ください。

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冬は空気が乾燥するので加湿器などで対策しましょう。やり方は以下の記事をご覧ください。

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株が大きくないから体を支える必要を感じていない

気根の役割の一つは支柱根ですから、株が大きくなってグラグラすると折れないように気根が伸びて土に到達して株を支えるという性質があります。

株が大きくない場合「今の大きさで十分だから支柱根になる必要ないなー」とモンステラは判断して気根が伸びなくなります。

この対策としては株の充実を図ることになります。

茎を太くして、なんとなく傾くくらいになれば必要に迫られて気根が伸びていきます。

ただ株自体の成長が止まっていると気根がなかなか伸びないので、成長させる必要があるのですが、そのやり方は以下の記事をご覧ください。

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「支柱」や「壁」などの拠り所(物理的接触)がない

モンステラは本来、大木などに気根を張り付かせて登っていく着生植物です。

気根の先端が何かに触れると、それを感知して「体を支えよう」と成長が促されます。

周囲に何もない空中空間だと、伸びる必要性がないと判断して成長が止まったり、途中で枯れたりすることがあります。

モスポールや支柱(ココスティックなど)で支えてあげましょう。

ココスティックは以下のようなものがあります。

濡らさずに使うので気根が伸びないのでは?と考えるかもしれませんが、モンステラの気根は大きな木に絡みついて伸びる性質があるので、ゆるく気根をココスティックに誘引すれば自然に伸びていきます。支柱を濡らす手間がかからないのでおすすめです。

鉢の中の根(地中根)が健康すぎる、またはスペースに余裕がある

植物には「今の環境が快適すぎると、無理に新しい器官(気根)を広げない」という性質があります。

鉢の中の根が十分に栄養や水分を吸収できており、根詰まりもしていない充実した状態だと、わざわざ空中に気根を伸ばして水分を探す必要がないため、発生が遅れることがあります。

日照不足(光合成量の不足)

気根を新しく作り出して伸ばすには、植物自身に相応のエネルギー(光合成産物)が必要です。

室内であまりにも暗い場所に置かれていると、葉を維持するだけで精一杯になり、気根にまでエネルギーが回りません。

モンステラに必要な光量については以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

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気温の不足(成長適温を下回っている)

基本的に15℃を下回ると休眠状態になって成長しなくなります。

冬は室温を上げるか、休眠状態と割り切ってじっくり春まで見守るのが重要です。

冬の低温を避ける方法として以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

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気根の簡単な伸ばし方

途中まで出ている気根は、土と気根の間を粘土のように湿らせた水苔で覆うと、そこを土と勘違いして気根が伸びるというテクニックがあります。

実際に我が家で気根の成長が止まった株を使ってやってみました。

湿らせた水苔で気根と土の間を埋めて、乾燥防止のためにサランラップで上から蓋をします。

この状態で2週間〜3週間放置すると(水苔を追加で湿らせたりは全くしませんでした)以下のように気根が伸びてきていました。白っぽいので地中根になろうとしているようですね。

水苔を気根からちょっと無理しない範囲で剥がして、水で湿らせてからまた粘土のように巻いてまたサランラップをしたので、今後はこの伸びた部分が地中に到達するのを見守ることになります。

全然動かない気根が下に向かって伸び始めたので、よろしければお試しください。

原理としては「水苔の水分」と「接触による刺激」が合わさって伸びるようです。

地中にしっかり根をおろしたら水苔を撤去して普通のモンステラとして育成しましょう。

まとめ

今回はモンステラの気根が伸びないという話題の解説でした。

色々原因が考えられるので、ご自身の状況と照らし合わせながら対策を考えてみてください。

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