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モンステラに切れ込みがない?切れ込む条件

今回はモンステラの葉に切れ込みが出ないというお悩みの解説です。

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目次

ある程度成長することで切れ込みが出る

まず大前提として、茎伏せでやっと葉っぱが2枚出ました、くらいの状況では切れ込みは出ません。

以下は我が家のモンステラですが、葉っぱが3枚目になってようやく切れ込みが出ました。

3枚葉っぱがあるかと思いますが、切れ込みの出た葉っぱが最も新しい葉になります。

株が成長してきたタイミングで切れ込みが入っていくので、まだ小さい株の場合はまず株を大きくすることを意識してみてください。

株を大きくするやり方は以下の記事でもやっています。

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そもそもの話、モンステラの葉に切れ込みが入るのは、自生している環境(ジャングルの大木の足元など)で、光を求めて上に登りながら成長していく過程で、強風を逃がしたり、下葉に光を届けたりするために葉を変化(切れ込みや穴あき)させているからです。

そもそも大きくならないとこの特性が発現しないのです。

株の充実は根の充実

上の3枚目の切れ込みの入った葉っぱはある対策をしたことでようやく出てきた葉っぱです。

それが「気根の地中根化」です。

そもそもこの株は葉っぱ2枚からいっこうに成長しない株でした。

そこでプラプラした気根を地中根にしました。

上の写真のように気根を湿らせた水苔で包んでサランラップで蒸発を防ぎます。

すると数週間して気根から地中根が伸びてきます。

ここからさらに水苔+サランラップで数週間育成すると葉っぱが出てきました。

そして出てきた葉っぱが切れ込みのある3枚目になりました。

つまり、株を充実させるには根を充実させる必要があり、そのてっとり早い方法が気根の地中根化です。

中途半端に空中で動きのない気根があれば試してみるといいでしょう。

なお上の水苔方式は気根が垂れずに空中で止まっていたから、土台をあえて用意してあげることで地中根が出ましたが、気根がプラプラしている長いものの場合はそのまま地中に埋めてください。地中根に変化していきます。

栄養状態と光環境の改善

当然ながら株を充実させるには適切な時期に適切な肥料や光を与えないとうまくいきません。

  • 成長期(春〜秋)に窒素・リン酸・カリがバランスよく配合された肥料や微量要素(活力剤)を与えることで、細胞分裂が活発になり、葉が大きく発達します
  • 斑入り:5,000 〜 6,000 lux(南向き・東向きの窓辺から「1mほど室内に入った」場所、レースのカーテン越し(2重レースや遮光率40〜50%)の窓際)
  • 斑なし:10,000 〜 15,000 lux:南向き・東向きの窓際(レースのカーテン越し、または遮光なし)

温度的には15℃以下になると休眠に入るのでそのタイミングで肥料もストップさせます。

その他株を枯れさせない条件としては以下の記事でまとめてあるので、そちらも参考にしてみてください。

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切れ込みを促す「もう一つの超重要アプローチ」:登らせる

株の充実に並ぶ、あるいはそれ以上に強力なトリガーとなるのが「気根を固定し、上に登らせること」です。

モンステラは着生植物(ヘゴや大木に張り付いて登る性質)です。

地面を這っている間は「まだ幼い」と判断して小さな葉(切れ込みなし)を出し続けますが、「何かに掴まって上に登っている」と感知すると、劇的に葉が巨大化し、深い切れ込みや穴が入るようになります。

簡単なのはココナッツ支柱です。水苔を詰めたモスポールが最強ですが、常にモスポールを湿らせる手間がかかるので、上級者向けです。

ココナッツ支柱なら濡らす手間がないので簡単です。

適切な風通し

葉の表面は蒸散が行われているので湿度が高くなります。

これを風のない淀んだ空間に放置すると葉っぱ周りの湿度が高いままなので蒸散が止まります。

霧とか高湿度の中で蒸発が鈍るのと同じです。

蒸散が適切に行われることで根から水を吸い上げるので、栄養もよく取り込み、光合成のための水も供給されるので、蒸散は適切に行う必要があります。

そこで重要なのが風です。

風は葉っぱ周りの淀んだ空気を引き剥がして新鮮な空気で置き換える力があります。

ただ強すぎる風だと蒸散が活発になりすぎて「これ以上蒸散したら干からびる」と植物は考えて、気孔を閉じて蒸散が止まってしまいます。

なので「葉っぱ1〜2枚がゆらゆら揺れる」くらいの風を送るようにしましょう。

DCモーター駆動式なら消費電力が低いので電気代もそれほどかかりません。

株が小さいならUSBファンで十分です。

まとめ

今回はモンステラの葉に切れ込みが出ないというお悩みの解説でした。

  • ココナッツ支柱を立てて、上に登らせる
  • 伸びてきた気根をしっかり支柱や土に活着させる
  • レース越しの日当たりの良い場所に置き、風を通す
  • 春〜秋の成長期に、薄めの液体肥料や活力剤を定期的に与える

このくらいやれば切れ込みのある葉っぱが出ると思います。

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