今回はカラテアの葉が丸まるという症状の原因と対策について解説します。
大抵は水が足りていない・吸えていないのが原因
基本的に葉が巻くのは蒸散を抑えるためです。
以下の要因が考えられます。
- 植え替え直後や寒さで根の活動が鈍っている
- 光が強すぎる
- 湿度が低すぎる
メカニズムとしては、特に冬の場合寒いと根の活動が鈍ります。
すると根から水を吸い上げることができません。15℃でギリギリ生存できるくらい、20℃以上ないと成長しません。
その状態で光に当たると、耐えられる光量でも光合成の材料である水を葉がすぐに使い果たし、でも供給が根から無いため葉が水分不足になります。
結果として葉は水分が足りずに巻いて蒸散をしないようになります。
これを生理的乾燥と言ったりします。
湿度が低すぎても植物は乾燥から身を守ろうとして気孔を閉じて蒸散しなくなります。つまり葉が蒸散をしないようになるので巻きます。
結局のところすべての要因は葉の水分不足です。
問題が根にある場合
問題が「根」にある場合と「湿度」にある場合で対応が変わってきます。
まず根に問題がある場合の話です。
この状態では根が活動をしてくれないことには根本的な解決になりません。
植え替え直後とか水のやり過ぎで根腐れしている場合、いくら根に水を送っても根が活動していないので意味ない状態になります。
これを解決するには以下の対策が有効です。
- 根の温度を上げる
- 根の回復を待つ
- 水やりは土が完全に乾くまで待ってから、鉢からあふれるくらい与える
根は温度が高いほうが活発に動きます。
だいたい20℃くらいを目安に加温するといいでしょう。
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普通ヒートマットとサーモスタットでまともに動くものを買うとヒーターに2500円、サーモスタットに3500円くらいかかります。
合計6000円です。
でもこのヒートマットならサーモスタット付きで温度設定も簡単です。それで料金は3,876円 税込です。(2026年2月22日のAmazon価格)
温度センサーを土に埋めればまさしく根の温度を測れるので、今回の問題で活躍することでしょう。
湿度はできれば80%、少なくても70%程度は必要です。
この状態で光を当てすぎない(光合成で葉の水分が使い尽くされて生理的乾燥になります)管理をしつつ2〜3週間くらいじっと待ちます。すると新しい根が伸びてくるので水を吸い上げる力が上昇し、葉の巻きが徐々に改善されていく場合が多いです。
光の目安を知りたいときは光量計でLuxを測ってください。1500〜2500Luxくらいが目安です。それで葉が巻くなら1000Luxくらいに落とします。鉢の位置を調整して加減してください。
私が使っているのが上の光量計です。ちゃんと測れて使いやすいです。
水やりは土が完全に乾いてからたっぷりと与えます。
中途半端に常に湿っているのが最もダメで、それをやると根腐れを起こしてトドメを刺してしまいます。
問題が湿度にある場合
根が元気なら気孔が閉じて身を守っているだけなので、葉水を朝と昼に一回ずつ葉の両面にしっかりかけて、湿度を70%〜80%くらいで管理すれば回復する場合が多いです。
葉水をした状態で上からビニールのゴミ袋をかけて3時間くらい待つと回復する場合も多いです。
もしこれでも回復しないならおそらく根に原因があるので上の根に対する対策をしてじっと新しい根が動くのを待ちましょう。
まとめ
今回はカラテアの葉が丸まるという症状の原因と対策について解説しました。
基本的に葉にどうやって水を届けるか、そのためにどうすればいいかという問題です。
