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コーヒーの木の光補償点は何lx(ルクス)くらいか

今回はコーヒーの木の光補償点に関する内容です。

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コーヒーの木の光補償点を知りたい

光補償点というのは光合成するときに光の強さが低い場合、光合成で葉が吸収するCO2と植物の呼吸で放出されるCO2量が釣り合う光強度のことです。

光補償点以下の光だと植物は吸収するCO2より出ていくCO2のほうが多くなりどんどん弱っていきます。つまり炭素を光合成で植物体に固定する量よりも放出する量のほうが多くなり、炭素が足りなくなります。光補償点は植物が生存できるギリギリの光強度で、最低でもこの光強度以上の光を当てる必要があります。

今回知りたいのはコーヒーの木の光補償点です。我が家のコーヒーの木は寒さで弱って葉がほとんどありません。上の画像くらいになると、もはや手遅れな感じがします。

そうはいっても3月の菜種梅雨の今日この頃、曇りや寒い日も多く、コーヒーの木は大丈夫なのかと心配になりました。

コーヒーの木は熱帯植物なので暖かい地域の植物です。そのためまずは「温度」が10℃以上ないといけません。冬越しが難しい植物です。

さらに光補償点以上の光強度の光が必要です。

今回は温度はクリアしていると想定し、光補償点について書いていきます。

コーヒーの木の光補償点は1000lx~2000lxくらい

最初に結論を書くと、コーヒーの木の光補償点は1000lx~2000lxくらいです。

以下の文献(1)のデータによると、「incandescent lamps」つまり白熱電球で25℃の状態で「net photosynthetic rate」、つまり純光合成速度(植物の光合成による二酸化炭素の取り込みと呼吸による二酸化炭素の放出の差)が0になる、つまり光補償点のときの光量子束密度(PPFD)は文献(1)の図1より読み取ると、18~37μmol m -2s-1くらい、そして純光合成速度の変化率が線形(直線増加)から鈍化する(曲線増加)くらいのPPFDが150μmol m -2s-1くらい、増加率がほとんどなくなる(つまり光飽和点)PPFDが750μmol m -2s-1くらいとなります。

文献(1): 三本木 一夫, 安田 武司, 山口 禎, コーヒーの光合成に及ぼす遮光処理の影響, 熱帯農業/30 巻 (1986) 3 号 p. 149-152.

PPFDからlx(照度)への変換は単純にはできませんが、以下の記事に目安となる換算式があるので、それを参考にして、PPFDに50を掛け算することにしました。

参考: Laboratory of Plant Physiology, Waseda University, 光の単位.

すると18~37μmol m -2s-1は900~1850lx、150μmol m -2s-1は7500lx、750μmol m -2s-1が37500lxくらいになります。

このことからコーヒーの木の光補償点は1000から2000lx程度と考えてよさそうです。

また8000lxくらいまでは光強度が上がればどんどん光合成速度が上昇していくので、8000lxくらいはあったほうがよさそうです。もちろん太陽光がさんさんと降り注ぐ温室に設置するのが最高ですが、簡単な照度計で今の光合成速度がどのくらいか考えるときは1000~2000lxと8000lx、40000lxというのが目安になるでしょう。

コーヒーの木を冬越しさせるための注意点

最後にコーヒーの木を冬越しさせるための注意点を一応自分へのメモとして書き残しておきます。

  • 春夏秋に外に出してたくさん光合成させ、葉を茂らせておく
  • 冬の気温10度以下になるときは室内に取り込むが、葉はある程度落ちる

冬越しで大事なのは温度です。10℃以下にならないように管理します。

しかしながら10度以下なら寒くても大丈夫かというとそうでもなく、ある程度寒さで葉が落ちます。

すると冬以外の期間にたくさんの太陽光で光合成させて葉を茂らせておかないと、冬を越せません。

コーヒーの木は外に出したらきちんと水やりをして光に当て、冬までに葉を茂らせましょう。

春と秋くらいに追肥もしましょう。

まとめ【コーヒーの木の光補償点は1000~2000lxくらい】

今回はコーヒーの木の光補償点について書きました。

大体1000~2000lxくらいと考えられます。

今年のコーヒーの木はダメかもしれませんが、また育てる機会があれば上のようなことに注意して再チャレンジしたいです。

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