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モンステラの気根が折れた…対応方法とその理由

今回はモンステラの気根が折れたというときにどうすればいいのかというお話です。

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目次

気根が折れちゃったけどどうしよう…というときに

モンステラの気根って放置しているとどんどん伸びてきて、うっかり折れちゃったなんてことになりがちです。

そのときに「このままでいいのか」「何かすることはあるのか」とお悩みかと思います。

結論から言えば「どの長さで折れたのか」と「折れた切り口の処理」さえ意識すれば特に問題ない場合が多いです。

ここからはこの2つについて解説していきます。

どの位置で折れたか=どの位置で切ったか

まず折れた部分が気根の根本からどのくらいの位置かを考えましょう。

これは気根をどの位置で切ったのかというのとほぼ同じ意味を持ちます。

過去記事で気根を切るというテーマで解説しました。詳細は以下の記事をご覧ください。

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簡単にまとめると以下のような話になります。

  • 気根の根本から切るとそこから新しい気根は生えにくい
  • 根本から3cm 〜 5cm 以上残して切ると新しい気根が分岐して出やすい

気根はそもそもどこで切られても分岐する根が出てくるのですが、根本は古い細胞で新しい根を出しにくい性質があります。

なので例えば伸びた気根の半分くらいの位置でボキッと折れたなら、このあとの折れた場所の処理を適切に行えばまた気根は伸びてきます。まあ切り口からではなく、先端の近くから分岐するわけですが。

折れて見栄えが悪くなったなら、地中根がしっかりしているなら(つまり水分の供給ルートがしっかりしているなら)、バッサリと根本から切ってもいいですし、途中から切ってまた伸ばしてもいいわけです。

折れた場所の処理

折れた部分はむき出しの組織なので、放置すると雑菌の侵入などで株にダメージが入る可能性があるので、適切な処理が必要です。

  • 消毒された清潔なハサミを使う
  • 切り口に癒合剤を塗る
  • 切り口は斜めではなく真っ直ぐ
  • 樹液に触らない

できれば消毒された清潔なハサミで折れた場所のすぐ近くをまっすぐ切ってください。

このとき折れた部分が黒ずんでいた場合はそこを全部切り落とします。黒ずみは腐敗している可能性があるので残すにはそれなりにリスクがあります。まったく黒ずみが広がらないなら放置してもいいですが、いったん切ったほうがいいでしょう。

そして新鮮な組織の断面を出してそこにトップジンMペーストなどの癒合剤を塗って殺菌します。

トップジンMペーストの塗布は必須ではないですが、お守り的に塗っておいたほうがいいと思います。

ただ切り口がちゃんと乾燥して黒ずまずに維持できているなら特に何も塗らなくても問題ない場合が多いです。

薬品がもったいないならスパッと切って乾燥させるだけでもOKです。

樹液ですが、モンステラを切ったときに出てくる樹液にはシュウ酸カルシウムという成分が含まれており、皮膚につくと痒みや炎症を起こすことがあります。

手袋を着用するか、付着した場合はすぐに流水で洗い流してください。

Q&A

トップジンMペーストは絶対必要ですか?

結論としては必ず必要ではありませんが、切り口保護の目的で塗っておいたほうが安心です。

乾燥だけで済ます場合は切り口が黒くブヨブヨになっていないか、ちゃんと乾いてキュッと締まった状態(コルク化)しているかだけ注意してください。

コルク化していれば特にすることはありません。

切ったあとのお世話で気をつけることはありますか?

切り口を乾燥させるのが重要なのでカット後2〜3日は、水やり時に切り口へ直接水がかからないよう注意してください。

折れた気根を再びよく伸ばすのに適した環境条件は?

折れたら適切なケアをして放置していればそのうち伸びてきますが、気根を再び伸ばしたいなら以下のような環境を整えると伸びやすくなります。

  • 温度:20℃〜28℃(理想は23〜25℃以上)
  • 湿度:60%〜80%(高湿度をキープ)
  • 光環境:明るい間接光(直射日光はNG)
  • 風通し:微風(空気が滞留しない程度)

20℃を下回ると休眠に近づいて成長が鈍化します。

また気根の先端(成長点)は乾燥に弱いため、周囲の湿度が低いと伸長が止まって硬化(木質化)してしまいます。ある程度の湿度が必要です。

そして適切な光量だと活動が活発になって成長が良くなります。

ただ直射日光は窓越しでも危険です。

適切な光量は以下となります。

  • 斑入り:5,000 〜 6,000 lux(安全圏)
  • 斑入り:6,000 〜 8,000 lux(成長促進・挑戦圏)
  • 斑なし(通常):10,000 〜 15,000 lux(健康的・理想のベース)
  • 斑なし(通常):20,000 〜 30,000 lux(上限の目安)

詳細は以下の記事もご覧ください。

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最後に風ですが、高湿度を保ちつつも、蒸れによる軟腐病などを防ぐため、ごく緩やかな空気の動きが必要です。

サーキュレーター・USBファンなどで対策しましょう。

エアコンの直の風はご法度なので気をつけましょう。詳細は以下の記事もご覧ください。

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まとめ

今回はモンステラの気根が折れたというときにどうすればいいのかというお話でした。

放置しないで黒ずんでいない部分までスパッと切って乾かす。できれば癒合剤を塗っておくくらいでケアは終了です。

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