今回はおひさまエコキュートと昼間シフト機能の違いに関する解説です。
エコキュートの昼間シフト機能とは
エコキュートの昼間シフト機能というのは、夜間に焚き上げるお湯の量をセーブして、昼間の太陽光発電の電力でセーブした分のお湯を焚き上げる機能です。(参考:ダイキン, 昼間シフトとは(エコキュート))
ただし、夜間に焚き上げる量をゼロにすることはできません。
初めから焚き上げ時間を手動で設定できて柔軟に焚き上げプランを設定できるようにすればよさそうですが、そうなっていないのは何か理由があるのでしょう。
調べても情報が無いので、これ以上は踏み込まないことにします。
ただし、昼間シフト機能対応の製品を利用すれば、夜間に電気料金が安くなる電力プランを契約している場合は、夜間の安い電気料金で焚き上げができる状態を維持しつつ、昼間の太陽光発電の電力を利用できるので、無駄が少ないとも言えそうです。
実際晴れの日は毎日あるわけではなく、例えば月の平均の晴れの日に関しては、東京の晴れ日数の一年間のひと月あたりの平均値は約16.5日です。(参考:気象庁, 晴れ日数と降水日数の平年値を基に計算)
つまり14日くらいは晴れないということなので、14日分は夜間の安い電気で焚き上げたいわけです。
こういう状況に対応するために昼間シフトという機能があると考えられます。
おひさまエコキュートとは
おひさまエコキュートというのはダイキン、パナソニック、三菱電機、コロナ、長府製作所が販売している昼間の太陽光発電の電気を利用する、焚き上げ時間を昼間シフトタイプよりさらに大きく昼間にシフトした製品の総称です。
昼間シフトタイプより昼間の焚き上げ比率が上昇しており、昼間の太陽光発電の電気を主に利用する前提で作られています。
例えばコロナのおひさまエコキュートでは昼間の焚き上げ率の条件として80%で試算されているので、ほぼ昼間の電気で焚き上げていると言えます。(参考:コロナ, 省エネ・節約で家計にやさしい)
なお昼間曇っていると焚き上げに使う電気は太陽光発電で発電できないので昼間に購入することになります。
おひさまエコキュートの価格
おひさまエコキュートの価格に関しては以下の記事にまとめてあります。よろしければご確認ください。

昼間シフトとおひさまエコキュートはどっちの光熱費が安いのか
昼間シフト機能にも夜間の安い電気が買える(そういうプランを契約していれば)のでメリットがありますが、昼間の太陽光発電の電気が余っているならそれを余すことなく使ったおひさまエコキュートのほうが節約になりそうではあります。
実際メーカーで試算した金額が公開されており、ダイキンのデータによると昼間シフト機能と太陽光発電の組み合わせで、給湯光熱費は年間27,100円、おひさまエコキュートと太陽光発電の組み合わせで給湯光熱費は年間20,600円となっており、おひさまエコキュートにしたほうが節約になるようです。
参考:ダイキン, おひさまエコキュートの特長
なお昼間シフトしない通常のエコキュートで上の試算と同容量のエコキュートの給湯光熱費は年間29,800円となっています。
参考:ダイキン, エコキュートとは?エコキュートのしくみから詳しくご紹介
昼間シフト機能では太陽光発電の電気を使えるといえども、節約金額はそれなりですね。やはり昼間シフトは夜間の焚き上げがメインのエコキュートと言えそうです。
おひさまエコキュートは熱の無駄も少なくなる
おひさまエコキュートの利点をもう少し説明しておくと、おひさまエコキュートは昼間に焚き上げるので、入浴する時間帯までの時間が短いためあまり冷めないという利点があります。
通常のエコキュートは夜間に焚き上げをしてそれを日中保温して夕方以降に使用します。そこまで保温しているとそれなりに冷めます。
実際に利用するときは問題が無いように通常のエコキュートもちゃんと設定温度のお湯が出るようにはできていますが、冷める分のロスはあるので、おひさまエコキュートのほうが使う電力的にメリットがあります。
まとめ【おひさまエコキュートと昼間シフトはちょっと違う】
今回はおひさまエコキュートと昼間シフト機能の違いについて解説しました。
昼間シフト機能は夜間の焚き上げをメインにしつつも昼間の太陽光発電の電気が使える機能、おひさまエコキュートは昼間の焚き上げをメインにしているエコキュートと言えそうです。
また両社の給湯光熱費はおひさまエコキュートのほうが安くなる傾向があることがわかりました。
