今回はトマトを種から育てるのが難しいというお悩みに対する解説です。
鬼門の発芽を超簡単に低コストで行う方法もお伝えします。
トマトを種から育てるのは結構大変【鬼門の発芽】
トマトの種が100円ショップなどで販売されています。ホームセンターに行けばもっと大量に販売されています。
基本的に種1個の価格より春先に出回るトマト苗のほうが高額になる傾向があり、種から育てたほうが安上がりになることも多いです。
しかしならがトマトを種から育てるのは簡単ではありません。
まず種を発芽させないといけません。
ここが最も難しいのです。
というのもトマトをゴールデンウィークあたりに植えようと思うと2ヶ月前の3月頃から発芽処理を開始しないと5月初旬くらいに苗ができません。我が家では余裕を持って2月中旬から発芽処理を開始しています。
しかしながらトマトの発芽適温は15~27℃程度であり、そのまま土に種まきをして室温なり外気なりに当てておくだけでは3月の寒さで温度が足りず発芽しません。最低発芽温度は11℃、最高発芽温度は30℃くらいです。
電気式の発芽器も売っていますが、電気代もかかりますし、何より発芽器自体の価格が高くてなかなか手軽ではありません。
発芽さえすればあとはポリポットに植えて室温で管理して日に当ててあげれば、普通の管理で育っていきます。
発芽がトマトを種から育てるということを最も難しくしているのです。
そこで今回は発泡スチロールと耐熱ペットボトルとお湯という組み合わせで簡単にトマトの種を発芽させる方法を解説します。
発泡スチロールと耐熱ペットボトルとお湯で発芽させる
我が家でやっている方法を解説します。
まず濡らしたキッチンペーパーとジップロックと種を用意します。キッチンペーパーに種を撒きます。発芽に水分が必要なのでキッチンペーパーは濡らしておきます。種を撒いたらキッチンペーパーを折りたたんでジップロックに入れます。

これを小さめの発泡スチロールの箱に入れます。
そこに温かい飲み物用の小さいペットボトルにお湯(70〜80℃程度あるので火傷に注意しましょう)を入れたものを入れます。温かい飲み物用のペットボトルを利用してください。冷たい飲み物用ではすぐにペットボトルが溶けます。

朝と夜にペットボトルの中のお湯を入れ替えます。
それを3週間くらい繰り返します。
すると発芽するので、順次ポリポットに園芸用培養土を入れて発芽した種を1cmくらいの深さに撒いて土をかぶせます。
あとは室温で日光に当て適度に土を湿らせておけば芽が出て光を吸収できるようになるのでそのまま育てます。

ポリポットが無いときはホームセンターで売っているので購入しましょう。
温度は上下していいの?
発芽器では一定の温度を保つのですが、ペットボトル方式では温度が上下します。
実測値では発泡スチロール内の最高温度35℃、最低温度11℃、平均17℃くらいになります。
ただ平均としては発芽適温(15~27℃程度)に入っているので温度が上下しても発芽するのです。
熱いペットボトルを入れると一気に温度が30℃以上になり、4〜5時間で室温に戻ります。
結構適当に温度管理しているのですが、これでも発芽します。
温水が簡単に入手できないときは沸かすしかないので若干コストがかかります。280mlくらいの容器なのでこれを沸騰させる電気代とガス代を考えてみます。
IHとガスの沸騰にかかる代金を同じ程度としてみます。
カップ2杯300ml沸かすときの電気代は0.8円くらいです。朝晩2回沸かすので一日では1.6円、一月で48円程度となります。
これで種を20個以上発芽できるので、まあまあ経済的ではないでしょうか。
トマトは嫌光性種子なので発泡スチロールの蓋は閉めてください。暗い温度がある程度ある空間で発芽させます。
発芽してからは暗くする必要がないので、1cm程度の薄めに敷いた土の下で土に日を当てて芽が出るように誘導します。
やかんなどからペットボトルに熱湯を移すときは危ないので耐熱性のロートを利用するといいです。以下の貝印の製品なら安いですし、耐熱温度110℃なので熱湯可です。移すときは火傷に注意してください。
発泡スチロールが無いときは安いものを購入すると良いでしょう。耐熱ペットボトルはコンビニで温かい飲み物を買ってください。
発芽してポットに植えてからの育て方
基本的に培養土に栄養が入っているので追肥などは不要です。寒すぎない室内で適度に日光を当てて枯れないように適度に水を与えましょう。
花が一輪咲いたくらいでプランターや畑に植え替えます。
どうしても日照が室内に取り込めないなら植物育成ライトなどを利用してみてください。
以下の記事で植物育成ライトの特集をやったのでよろしければご覧ください。

まとめ【結構適当でも発芽します】
今回はトマトを種から育てる難しさと鬼門の発芽で簡単に発芽させる方法を解説しました。
発芽したら日光のよく当たる窓辺などで管理しましょう。夜は寒いので窓から少し離してください。
発芽さえ乗り切ればあとは普通の小さめの観葉植物の育成と同じような管理でいいので、種からトマトを育ててみてはいかがでしょうか。