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パルダリウムケースをマットブラックで作成しました

パルダリウムケースの近況です。

今回はマットブラックフィラメントで作成しました。

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目次

ケース外観

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DSC_0214

上の横枠の太さも細くしてより内部が見えるようにしました。

以下だいたいのことがわかる動画です。

天板もブラックフィラメントで作りました。

全体的に黒で統一されて落ち着いたイメージになりました。

爬虫類ヒーター6Wが下にスライドインできるようになっています。以下のヒーターを利用しています。

天板に乗せているのは以下の照明です。

これでも今回の写真の距離では4000Lux程度出るのでやや過剰くらいです。

ジュエルオーキッドの葉が弱るようならソイルを入れるガラスの高さを低いものにして調整しましょう。

あるいはスタンド式の照明にして照射距離を調整してください。

保温効果の検証

ケース内部と外部にSwitchBotの温湿度計を設置して温度と湿度を測定しました。ヒーターオン状態で3時間ほど放置して温度が動かなくなった時のデータです。

一枚板: 内部 20.6℃、外部 17.4℃

二枚板: 内部 21.7℃、内部湿度 84%、外部 17.5℃、外部湿度 67%

ヒーター下に100均のアルミシートを敷くと若干保温性が上がります。

内部 22.2℃、外部 17.5℃

アクリル二重の方が保温性が高くなります。

これの何がいいかと言うと普通爬虫類ヒーターをパルダリウムケースの下に入れると冬の寒い日だと若干到達温度が足りずにそれを埋めるためにエアコンを使うという本末転倒な状態になりがちです。

ケースの保温性が高まればより低い温度の環境でも適切な内部温度を確保しやすくなります。

伝熱計算

一応伝熱計算も載せておきます。ペアガラス方式にすれば保温性が高まるのはわかりますがどのくらい向上するのかという理論的な話です。

アクリル板(厚み 2mm=0.002m、熱伝導率 λ≈0.21W/(m⋅K))2枚の間に、密閉空気層(約 5~10mm)が挟まれている構造を想定します。

壁体の熱抵抗 R は以下の合計です:

  • 内表面熱伝達抵抗 (1/αi​): 約 0.11m2⋅K/W(室内自然対流)
  • アクリル板(2枚分): 2×(0.002/0.21)≈0.019m2⋅K/W
  • 中空密閉空気層: 約 0.11~0.13m2⋅K/W
  • 外表面熱伝達抵抗 (1/αo​): 約 0.11m2⋅K/W(無風の室内静止空気)

Rtotal​≈0.11+0.019+0.12+0.11=0.359m2⋅K/W

U=1Rtotal≈2.79W/(m2⋅K)

※簡易的な二重ガラスサッシと同等クラスの断熱性能(U≈2.8~3.0)となります。

アクリル一枚だけの場合は以下のようになります。

  • 内表面熱伝達抵抗: 0.11m2⋅K/W
  • アクリル板(1枚分): 0.002/0.21≈0.0095m2⋅K/W
  • 外表面熱伝達抵抗: 0.11m2⋅K/W

Rsingle≈0.11+0.0095+0.11=0.2295m2⋅K/W

Usingle=1Rsingle≈4.36W/(m2⋅K)

二重構造(U≈2.79)と比べ、熱の逃げやすさが約1.56倍に跳ね上がります。

まとめ

今回は自作パルダリウムケースの色を変更してみたという内容でした。

冬の寒い時期のデータが取れたらBASEで販売予定です。

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